パキシルの副作用

パキシルとは抗うつ剤でSSRIと呼ばれる錠剤薬の一種です。非常に効果があると評判ですが、その副作用についてもよく掲示板などで問題にされています。

副作用症状の多くは強い眠気で、パキシルとよく併用されるデパスにも睡眠効果があるようです。また吐き気や胃腸障害なども。さらに早朝覚醒といって異常に朝早く目が覚めてしまい、不安症状が強くなります。

熟眠困難もあるので患者の多くは睡眠薬や導眠剤を処方してもらっています。また太るという体験談も多くあり、SSRI系の薬ではパキシルが一番体重増加傾向が高いようです。

パキシルの妊娠における副作用

2006年12月、米国産婦人科学会の警告によると、乳児の心疾患リスクが一般集団では1%であるのに対して、母親が妊娠初期にパキシルを使用した乳児では約2%。また妊娠3カ月までに母親が使用した場合、乳児の心疾患リスクが1.5%であるのに対して、その他の抗うつ薬では1%であったとのこと。最もよくみられた障害は、心血管系の異常であったという報告があります。妊娠初期に使用した女性は産婦人科医とよく相談し、胎児心エコーで心疾患の有無を調べることも検討すべきですね。

そもそもこの薬は、薬事法において劇薬に指定されている薬であるので、大量服用やジェネリック医薬品の個人購入など医師に無断で他の薬を服用すると危険度が高くなります。さらにパキシルの副作用と考えられる自殺者は、2004年には1件だったものが2005年には11件、2006年には15件という報告もあります。厚生労働省もパキシルの添付文書に「若年の成人で自殺行動のリスクが高くなる可能性が報告されており、投与する場合は注意深く観察すること」との記述を加えるよう指導しました。

パキシルの離脱症状

服薬を突然止めてしまうと、急激に薬の血中濃度が下がってしまい、その反動として離脱症状が必ず出ます。

これはめまい、ふらつき、吐き気、頭痛等の他、何かの拍子にフラッシュバックのようにうつ状態が再発し、ある患者のブログ告白でも「気持ちが絶望的になり、涙が止まらず、激しい過呼吸になりま自殺願望まで出た」とあります。断薬は医師の指導に従って少しずつ減薬してゆくべきです。

パキシルから同じSSRI系の薬に変える場合もありますが、デプロメールも吐き気など消化器系への影響と共に、やはり自殺願望の危険性があります。ジェイゾロフトは副作用が少ないと言われていますが、肝機能への影響が大きくアルコールの制限などがあるそうです(これらの薬について詳しく知りたい場合はインタビューフォームを入手してお読み下さい)。

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